ちくま日本文学全30巻を揃えようと思っています。
谷崎潤一郎 (ちくま日本文学 14)に続いて2冊目。
寺山修司が天才であることは知っていました。テレビに出ている多くの人が「彼はスゴイ人だった。天才だ。」と言いますし、「毛皮のマリー」は美輪明宏さんにより今でも公演が続いています。「そうか、スゴい人なんだ。天才なんだ。」ということがわかり、私はそれで満足していました。どんなにスゴいのか、自分で判断しようとしなかったことに後悔。もっと早くに読んでおきたかったです。 このちくま日本文学には、その「毛皮のマリー」のほか、「誰か故郷を想はざる」「家出のすすめ」などからの抜粋と、短歌が収められています。 「誰か故郷を想はざる」から書き出しをご紹介。
今更ですが・・・。想像以上でした。寺山修司、スゴすぎです。こんな文章、初めて読んだかも。おめかしした固い文学論とかではなくて、もっと自由奔放でとてつもない想像力に支えられてる感じ、とでも言うのでしょうか。下ネタも結構出てくるんですけど、それもなんだかしっかりと文章の要として、エロさが人間臭さに繋がっている。ああ、とても私のつたない日本語ではとても表現できません。特に短歌!「がーん」と打たれたような感動でした。短歌が小宇宙だという意味、わかった気がします。 きっとやんちゃだけど、繊細な人だったんでしょうね。 ちくまさん、やりますね。 こんなおいしいとこ取りで小説の一部を紹介されたら、全部読みたくなってしまうではないですか! 次、この当たりを読んでみたいです。
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